社会保険労務士に向いている人と向いてない人の違いとは?

公開日:2022/07/15   最終更新日:2022/07/25

労務管理のエキスパートである社会保険労務士ですが、どのような人に向いている職業なのでしょうか?今回は、社会保険労務士に興味があり、自分に向いているのかを知っておきたいとお考えの方に向けて、社会保険労務士に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。仕事内容もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

社会保険労務士の仕事内容

社会保険労務士は、主に労務管理の業務を行います。代表的な業務内容としては、行政機関への書類を作成して代理提出する、就業規則などの帳簿を作成する、などがあります。また、人事評価などの労務管理にかかわる相談や指導を行うことも、社会保険労務士の大切な仕事のひとつです。

社会保険労務士の年収はどれくらい?

令和元年の厚生労働省調査によると、社会保険労務士の平均年収は484万9,000円となっています。一般的なサラリーマンの平均収入が441万円というデータもあり、比較すると社会保険労務士の年収は平均よりも高いといえます。

選べる2種類の働き方

社会保険労務士は、ある程度の経験を積んで独立開業する働き方と、企業や社会保険労務士事務所に勤務し続ける働き方があります。自分にあったスタイルを選んで働くことができるのも、社会保険労務士資格の人気の理由のひとつといえます。

社会保険労務士に向いている人の特徴

ここからは、社会保険労務士という職業に向いている人の特徴を詳しく解説していきます。ひとつずつ、みていきましょう。

数字に強く地道な作業が得意

社会保険労務士の主な仕事に、帳簿の作成があります。帳簿を作成するにあたって、数字を使って計算しなければいけないことも多く、数字に強いことは大きなメリットとなります。

また、月々の保険料を計算し、従業員ごとに帳簿をつけていく作業などは、地道さと慎重さが必要です。数字をみることが苦ではなく、地道な作業でもまじめにコツコツとこなせる人に向いている職業といえるでしょう。

キャリアアップを望んでいる

社会保険労務士の年収は、一般的なサラリーマンの年収よりも高く、働き方も選べるため、転職して自身のキャリアアップにつなげたいと考えている人に人気の職業です。厚生労働省の調査によると、社会保険労務士試験の合格者は58.9%が会社員というデータもあり、キャリアアップを目指している多くの社会人が受験していることがわかります。

責任感が強くしっかりと意見をいえる

社会保険労務士は、労働の法律に反した取り組みを行っている会社に、指導を行わなければいけないときもあります。労務管理の専門家として企業に意見する際は、間違っていることには間違っていると、はっきり伝えることが必要です。

社会保険労務士には適切な労務管理を行うための指導も認められており、毅然とした態度で意見をいえる人に向いています。

■コミュニケーション能力が高い

前述した通り、社会保険労務士の主な業務として、労務管理の相談や指導が挙げられます。相談に応じるためには、人の話をよく聞き、分かりやすく説明できる能力が必要です。

また、独立開業を目指しているのであれば、営業して集客する必要も出てくるため、コミュニケーション能力は必須です。

社会保険労務士に向いてない人の特徴

社会保険労務士に向いている人の特徴がわかったところで、ここからは向いていない人の特徴も確認していきたいと思います。

雑な性格

社会保険労務士は、業務の中で数字を扱うことが多く、帳簿を作成するなど地道で細やかな作業も多くあります。とくに、お金に関する業務で大雑把な仕事をしてしまうと、保険料を多く支払ってしまったなどのミスに繋がりかねません。

労務管理の専門家である社会保険労務士は、どちらかというと几帳面で繊細な性格の人に向いており、大雑把な人には向かないでしょう。

企業に立ち向かうことができない

ときに社会保険労務士は、企業に立ち向かう必要があります。社会全体の利益のために働いている社会保険労務士が、企業のいいなりになってしまっては、職責を放棄したのも同然です。相手に反対意見をいうのが極端に苦手という人は、企業に立ち向かうこともできない場合が多く、向いていないといえます。

地道な努力ができない

まず、社会保険労務士試験は、合格率の低い難関資格として知られています。合格するためには1,000時間もの勉強が必要といわれており、地道な努力なくしては資格取得自体が難しいでしょう。また、保険料の計算など、地道な作業をコツコツこなしていく業務も多く、地道な努力が苦手な人は向いていないでしょう。

 

今回は、社会保険労務士に向いている人と向いていない人の特徴を解説してきました。社会保険労務士に向いているのは、数字に強く、企業に対してもしっかり意見をいえる人、コミュニケーション能力の高い人などが挙げられます。反対に、向いていない人は、大雑把で他者に意見できない人、地道な努力が苦手な人などです。

しかし、現状は向いていないと思っていても、社会保険労務士を目指すために自分を変えていく努力をすることは可能でしょう。もし、社会保険労務士という職業に興味があるのであれば、ぜひ挑戦してみてください。

おすすめ関連記事

検索

【NEW】新着情報

難関資格といわれる社会保険労使試験を受験する場合、ほとんどの方が資格予備校や通信講座を利用して勉強しています。受講するためには、どれくらいの費用がかかるのか、気になっている方も多いのではない

続きを読む

社名:株式会社リンクアカデミー 住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目12-15 歌舞伎座タワー 15F TEL:03-6853-8066 難関の国家資格ではあるものの、合格すれば

続きを読む

社会保険労務士の資格は雇用や社会保険、年金の分野では唯一の国家資格です。資格をとって収入をアップしたい方もいるでしょう。しかし具体的にどんな勉強をすればよいのか分からない方は多いのではないで

続きを読む

社会保険労務士という職業をご存じですか?労働と社会保険の専門家として、さまざまな手続きを行う重要な役割を担っています。人気の資格ということで、予備校・通信講座など資格を取得できる講座の数が増

続きを読む

数ある資格試験の中でも、難関資格として知られる社会保険労務士ですが、試験対策はいつごろから始めるべきなのでしょうか?この記事では、一般的に推奨される開始時期を解説しています。また、社会保険労

続きを読む

社会保険労務士になるためには、さまざまな資格や知識が必要です。社会保険労務士になるための試験はどのぐらいの合格難易度なのでしょうか。この記事では、社会保険労務士試験の合格難易度や受けるために

続きを読む

社会保険労務士は、毎年4万人前後が試験を受ける人気の資格です。社会保険や労働保険の専門家のため、資格に魅力を感じる方は多いでしょう。しかし、実際にどうやって資格を取るかを知らない方は多いので

続きを読む

社会保険労務士とは、どのような業務を行っているのかご存知でしょうか。この記事では、社会保険労務士の主な業務内容や就職先について紹介します。また、社会保険労務士の仕事の魅力についても見ていきま

続きを読む

社会保険労務士と労務管理士はどちらも労務管理を行う仕事ですが、違いについて知っている方はあまり多くはないでしょう。仕事の幅や試験内容が変わるため、資格の取得を検討している方はきちんと理解して

続きを読む

社会保険労務士は難関資格ではありますが、さらにダブルライセンスを持っていると仕事を取ることに有利といわれています。そこで今回は、ダブルライセンスを取得するとどんなメリットとデメリットがあるか

続きを読む