社会保険労務士予備校の一般的な受講費用をチェック!
難関資格といわれる社会保険労使試験を受験する場合、ほとんどの方が資格予備校や通信講座を利用して勉強しています。受講するためには、どれくらいの費用がかかるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、社会保険労務士予備校に焦点を当て、受講費用や予備校を選ぶ際のポイントなどを解説します。
社会保険労務士予備校の一般的な受講費用
一般的な社会保険労務士試験講座の費用相場は、5万円から38万円とかなり幅が広い印象があります。その理由として、同じ予備校講座でも、教室を構えている通学制講座とオンライン授業がメインの通信制講座があるからです。
通学制の場合、ほとんどが大手の予備校で、費用も高めに設定されています。反対に、通信制の予備校は中規模であることが多く、また、教室を持つ必要もないことから、比較的安く受講できるといえます。
場合によっては、大手予備校の半額以下で講座を受けることもできるようです。具体的な費用相場は以下を参考にしてください。
・大手通学制予備校の相場:25万円から38万円
・中小規模の通信制予備校の相場:5万円から14万円
社会保険労務士予備校をお得に利用する方法
一口に社会保険労務士予備校といっても、講座によって受講料は5万円から38万円とかなり幅があります。ここからは、できるだけ費用を抑えて勉強したい方に向けて、お得に社会保険労務士予備校を利用する方法をご紹介します。
安くて知名度のある予備校を選ぶ
費用が安くても知名度のある予備校は、企業努力で低価格を実現している場合がほとんどです。安いからといって、必ずしも授業内容がよくないというわけではないので、口コミや合格実績などを参考にして選ぶとよいでしょう。
しかし、個人で運営しているような小規模予備校の場合は、まれに質の悪い授業を行っている場合もあるので注意が必要です。
自分に必要な部分だけを受講する
大手予備校には、受講者のレベルや受験までの期間にあわせて、複数のコースが準備されています。これまでにある程度、自分で勉強していた人は、自分が苦手としている箇所に特化したコースや、答案練習のみを受講するなどして費用を抑える手もあります。
ただし、社会保険労務士は合格率が6~7%の難関資格のため、勉強を始めたばかりの人は、基本コースで基礎からしっかりと学ぶことをおすすめします。
キャンペーンを利用する
多くの予備校が、定期的にキャンペーンを行っています。キャンペーン中であれば、料金が大幅割引されることもあるので、お得に受講できるでしょう。
また、公式サイトには、期間限定で使用できるクーポンの掲載や、早割など、お得な情報が満載です。気になる予備校があれば、こまめにチェックするとよいでしょう。
不合格で全額返金になる制度を利用する
予備校の中には、試験で不合格になった場合、受講料を全額返金してくれるところもあります。もちろん、誰でも返金してもらえるわけではなく、模試試験などでそれなりの結果を出しているなど、条件を満たした人だけに適用される制度ですが、挑戦してみる価値はあるかもしれません。
「山川靖樹の社労士予備校」を利用する
「山川靖樹の社労士予備校」というサービスは、月額4,000円で225時間の社労士講座動画が見放題です。全講義の音声やテキストのPDFを無料でダウンロードすることもできるので、初月にすべてダウンロードしてしまえば、実質4,000円で講義を受けることができます。
教育訓練給付金を利用する
雇用保険に加入しているのであれば、雇用保険法上の教育訓練サポート制度・一般教育訓練給付金を受給することが可能です。
ただし、教育訓練給付金を受給するには、受給対象となっている予備校のコースを選び、一定の成績をあげる必要があります。個人で運営しているような小規模予備校の場合は、教育訓練給付金の対象外となっていることもあるので注意しましょう。
社会保険労務士予備校を選ぶ際に押さえておきたいポイント
各予備校の比較検討を始める前に、予備校を選ぶ際に押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
通学制にするのか通信制にするのか?
予備校には教室に通って直接講師から授業を受ける通学制と、オンライン講義で勉強を進める通信制があります。
決められたカリキュラムでスケジュール通り授業を受けたい人や、ほかの受講生の存在によってモチベーションがアップする人は、通学制が向いているといえるでしょう。反対に、多忙で通学できない人や、自分のペースで勉強を進めたい人は、時間や場所を気にせずに受けられるオンライン講義の通信制が向いているといえます。
受講料で決める
前述した通り、通学制と通信制では受講費用が大きく変わります。できるだけ費用を抑えて勉強したい場合は、費用の安い通信制一択といえるでしょう。しかし、金銭的に余裕がある場合は、それぞれの特徴や利点をしっかり考慮したうえで、自分に合っている方を選ぶとよいでしょう。
予備校ごとの強みを理解する
予備校には、それぞれの強みやアピールポイントがあります。それが自分に合っているかをしっかりと見極めることが大切です。
決して受講料の高い予備校が優れていて、安ければ質が悪いということではありません。各講座からどういった効果を得られるのかを理解し、自分のニーズに合っているかを確認する必要があります。
通学制の場合は通いやすさもポイント
通学制であれば、できるだけ自宅や勤務先の近く、または通勤途中にある予備校を選び、通学の負担を減らすことが大切です。
通学に掛かる時間が長ければ、その分勉強時間が減ってしまいます。また、通学に疲れてしまい、勉強に対するモチベーションが下がる危険性もあります。通学制予備校を選ぶ際には、通いやすさをしっかり検討しましょう。
まとめ
今回は、社会保険労務士予備校の受講費用や予備校を選ぶ際のポイントなどを解説しました。基本的に、通学制の予備校は受講費用の相場が高く、通信制の予備校は安価なところが多いといえます。
しかし、通学制の授業の方が優れているというわけではなく、どちらにも強みやアピールポイントがあります。それぞれの特徴をしっかり理解して、自分に合った予備校をみつけることが大切です。